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高齢者が現在行っている口腔ケアの方法を分析するポイント!

今の口腔ケアって適切なの?

高齢者の口腔ケアで大切なことは、
今現在行っている口腔ケアの方法が、
適切かどうかきちんと判断することです。


今の口腔ケアの分析・判断ができない限り、
効果的で持続可能な口腔ケアはできません。


口の中の状態も含め、
高齢者が行っている口腔ケアの方法を
チェックすることで、


・何ができて、何ができないのか?
・意識と行動にズレはないか?
・今のやり方は効果的なのか?



これらの点を明確にする必要があります。

現在の口腔ケアの方法を分析!

まず、現在の口腔ケアの方法が
効果的かどうかについて詳しく見ていきます。

@歯みがき


□ 同じ所ばかりを磨いていないか
□ 力いっぱい磨いていないか

□ 歯ブラシの大きさは適切か
□ 歯ブラシの状態はどうか
□ 歯間ブラシなどを使っているか

□ 洗面台の高さや幅、洗面台までの移動はどうか
□ 水道の蛇口をひねるなどの行為はどうか
□ 鏡はあるか、鏡を見ているか

Aうがい


□ クチュクチュ・ブクブク・ガラガラのうち
  どのうがいを行っているか
□ 十分にうがいができているか

Bその他


□ 病気や障害で姿勢をキープできないのでは?
□ 1日に行う口腔ケアの回数

体の機能と口腔ケアの関係を分析!

体の機能を正しく理解し、
何ができて何ができないかを分析します。

@歯みがき


□ しっかり歯ブラシを持つことができるか
□ 歯ブラシを口まで運べるか

□ 口を開けることができるか
□ 歯をみがくことができるか

Aうがい


□ コップをもつことができるか
□ 口の中に水をためることができるか

□ ブクブクができるか
□ 水を吐き出すことができるか

やる気と実際の行動を分析!

高齢者の口腔ケアへ取り組む気持ちと
それにともなう行動の関係を分析します。


やる気と行動が一致していることがベストですが、
必ずしもそうであるとは限りません。
どこに「ズレ」があるかを分析します。


□ 歯みがきの大切さを認識しているか
□ 習慣的に歯を磨いていないか
□ やる気はあるが、環境が整っていなかったり
  介助がないことで口腔ケアができないのではないか


これらの情報を分析し判断する際は、
高齢者の気持ち、また認知症によって
意思の疎通をはかることが難しいケースもあります。



そのような場合は、ケースカンファレンスを行い、
多くの意見を出し合って検討することが必要となります。


個人の価値観で判断せずに、できるだけ多くの専門家の意見の中から
高齢者の思いに近づくよう、カンファレンスを効果的に行いましょう。

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口腔ケアで大切な観察のポイント|口の中の状態と現状の把握

口腔内を観察する必要性!

質の高い口腔ケアを行っていく中で、
利用者の口腔がどのような状態かを
観察・把握することはとても大切です。


観察するとき気をつけたいのは、
観察ポイントをしっかり定めること。



観察ポイントがあやふやだと、
口腔内の変化を見逃したり気づくのが遅れます。


そのため、口腔ケアの方法を検討するうえでも、
口腔内の観察ポイントを定めて把握することは
大変重要な情報となります。

□口腔内の観察ポイント!

では、実際にどのような点に注目して
観察するかご紹介します。

< 歯 >

@ 歯は何本あるか?

A 虫歯は何本あるか?

B 尖った歯はないか?

C グラグラした歯はないか?

D プラークが付きやすい歯はないか?

< 歯茎 >

@ 歯茎の腫れや発赤はないか?

A 食べカスはないか?

B 歯茎の粘膜に汚れがないか?

< 入れ歯 >

@ 入れ歯はないか?

A 入れ歯の形・大きさ
 (部分入れ歯・総入れ歯)

< 舌・頬・唇など >

@ 舌苔はないか?

A 舌は乾燥してないか?

B 頬の粘膜に乾燥や発赤・白斑はないか?
 (口内炎・口角炎も含む)

C 唇は乾燥してないか?

D 口臭はないか?

□口腔ケアの現状を把握しよう!

口腔内の状態が観察できたら次に、
利用者が生活の中で実際に行っている
口腔ケアを把握しましょう。


なぜ、今の口腔状態になったか?
そのヒントが隠されています。

<実際の口腔ケアを把握するポイント>

@ 口腔ケアの時間と回数

A 口腔ケアを行う場所

B 自分で行っているか、介助を受けているか

C 入れ歯を使っているか
 (使っている場合は着脱と手入れの仕方も)

D どのような体位で行っているか
 (立位・座位・臥位)

E 口腔ケアの用品

F 歯みがきとうがいのやり方

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高齢者の口腔ケアで欠かせない観察項目|口の状態は後から!

口腔ケアのファーストステップ!

前回お伝えしましたように、
理想的な口腔ケアを行うためには、


口の状態を確認することももちろん大事ですが、
その基本となる「介護過程」にそった
ステップを踏む必要があります。


その第1ステップとして、
「利用者の把握」がありました。


利用者を把握することなく行う口腔ケアは
ひとりよがりの口腔ケアでしかありません。



口腔ケアは相手があって成り立つものです。


まず、利用者が生活の中でどのような口腔ケアを
行っているかの情報を集めることが大切となります。

@体の状態(健康状態・身体機能)を把握

病気や障害、身体機能の低下によって、
口の中の状態を良好に保つことや口腔ケアを行うことを
妨げていなかどうかを把握します。


その際ポイントとなるのは、

□ どうような病気があるか?
□ 体調が変化することはないか?
□ 病気やケガによる障害はないか?
□ 加齢による身体機能の変化はないか?


高齢者の多くは何らかの疾患を抱えていることが多く、
しかも多くの人が1つの疾患だけではなく、
いくつかの疾患を抱えていることが多いです。



これらの病気が歯みがきなどセルフケアの
低下原因となることは、心にとどめておいて下さい。

A理解力の把握

「伝えても分からないから理解力がない」
高齢者にとってこれほど酷な思い込みはありません。


このように誤解されている高齢者は多く、
悲しい思いをすることが多いそうです。


難聴や発語機能の障害で自分の意思を
きちんと伝えることができない場合は、
理解力の低下ではありません。



口腔ケアを行う際は、高齢者の理解力を正しく把握し、
その人に合った方法で、意思疎通をはかることが大切です。


その際、ポイントとなるのは


□ 老人性難聴などで聞こえないのでは?
□ 発語を行うことができないのでは?
□ 失語症によって言語が理解できないのでは?
□ 認知症で理解力や意思の疎通が低下しているのでは?



これらをチェックするだけで
口腔ケアの方法も変わってきます。


高齢者は加齢(老化)によって身体的・心理的・社会的側面の
さまざまな変化によって、健康状態に影響を受けやすい状態です。


口腔ケアを通して、健康的な生活を
維持できるように働きかけていくことが大切です。

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効果的な口腔ケアに絶対欠かせないもの|利用者に合わせる思考

口腔ケアに必要な「プロセス」!

口腔ケアには、身体的・精神的・社会的に
さまざまな効果があります。


また、その効果は口腔ケアを実践することで
初めて実現することは言うまでもありません。


しかし、実際に口腔ケアを行うと


・口を開けてくれない
・うがいの水を飲んでしまう
・水を口に入れたままだしてくれない
・説明しても理解してくれない
・歯ブラシを噛んでしまう


など、いろいろなトラブルが発生します。


人がもっている能力や、その人を取り巻く環境は
全く個別的で、同じということは決してありません。


また、高齢者では、そのときの調子や状態によって
「できること・できないこと」が変化します。


このような場合、大切なことはまず
高齢者の「特性」を理解することです。



各利用者の状態を生活習慣なども含めた
「アセスメント」を行うことで、


今まで気づかなかった点や
現象の裏に隠されていた課題が見えてきます。

■効果的な口腔ケアの展開法

介護が必要な利用者にとって、
その人に合った効果的な口腔ケアを行うには、


下に示す思考のプロセスである
「介護過程」の展開が欠かせません。


STEP@ 利用者の把握

STEPA 情報の分析・判断

STEPB 課題を見出す

STEPC 目標をたてる

STEPD 計画を立てる

STEPE 実践する

STEPF 評価する


(再度、@に戻る)



「介護過程」は質の高い介護を
実践するためのプロセスであって、


効果的な口腔ケアを進めていく上でも
重要な考えとなります。


そして、介護過程を展開・実践することで
利用者を全人的にとらえ、その中から
その人に必要かつ効果的な口腔ケアを
見つけ出すことができるようになります。

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介護における入れ歯の入れ方・外し方|総入れ歯と部分入れ歯

入れ歯の取り扱いについて

口腔ケアなどの介護を行う場合、
一部または全く歯がない高齢者では、
入れ歯の取り扱いが必要です。


入れ歯には「総入れ歯」「部分入れ歯」
この2種類があります。


そこで、総入れ歯と部分入れ歯について、
その構造や特徴に合わせた
具体的な取り扱い方をご紹介します。

■総入れ歯の入れ方・外し方

<入れ方>

総入れ歯の入れ方は簡単です。


まず、入れ歯の前歯部分を持ちます。

       ↓
次に、横向きに口の中に入れて
正しい向きに位置を整えます。

       ↓
最後に、歯茎に密着させるように
押してあげると収まります。


<外し方>

総入れ歯は、上アゴは吸着がよい場合は、
外れにくいことがあります。


そのときは、奥のほうを浮かすようにして
「空気」を入れると、外れやすくなります。



具体的にはまず、
前歯の部分をしっかり持ちます。


次に、後方(奥)を浮かせるようにして、
斜めに力をかけて浮かせます。


外れるときは「パカ!」という音や
何らかの手応えがありますので
そのまま下に引っ張って外しましょう。

■部分入れ歯の入れ方・外し方

<入れ方>

まず、部分入れ歯を入れる場合は、
必ず「方向」を確認しましょう。


向きが逆だった場合、入れ歯が入らない上に
金具にダメージを与え変形することがあります。



次に、向きを確認したら、金具を持って
確実にその金具を歯にかけるようにします。


このとき、「噛んで」入れるようにすると
金具の先が歯茎や粘膜に刺さる恐れがあります。


頬に金具が引っかからないよう口の中に入れたら、
必ず、金具を歯に合わせて押さえて下さい。


<外し方>

部分入れ歯を外すときは、
歯に掛かっている金具を指先に引っかけて外します。


このとき、勢いよく外すと
口の奥に落ち込んでしまう恐れがあります。



外すときは軽く手を添えて
行うようにすると安全です。



ちなみに、金具が何か所かに掛かっている場合は、
同時に金具を外すと、スムーズに外せます。

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高齢者の歯磨きは歯や口の状態に合わせて磨くのがポイント!

高齢者のお口に合わせた歯みがき!

高齢者の歯みがきというと、
磨き方や道具の使い方に注目されがちです。


確かに、磨き方や道具の使い方は大事ですが、
高齢者の歯や口の状態を確認してからでないと
意味がありません。


高齢者の口の中をのぞくと、


・歯を失った部分がある
・入れ歯
・銀歯
・ブリッジ



など、健康な歯が少なく
「特殊な状態」のことが多いです。


そのため、高齢者の歯みがきでは
歯や口の状態に合わせて、
磨き方を工夫する必要があります。

■ケース別歯みがきのポイント!

@孤立歯


一本だけ孤立して、両隣に歯がない場合を
「孤立歯」と言います。


孤立歯は、歯ブラシを当てることを忘れやすく、
また、歯ブラシでは磨き残しも多くなりがちです。


そのため、磨くときは歯ブラシから
「タフトブラシ」にかえて、
歯の周囲を1周するように磨くと良いでしょう。

A入れ歯を支えている歯


入れ歯を支えている歯は「鉤歯(こうし)」と呼ばれ、
特に、虫歯になりやすいのが特徴です。


入れ歯が入っている場合は、
まず入れ歯を外しましょう。


そして、みがき残しがないか、しっかり確認して
1本1本タフトブラシで磨くのが効果的です。

B根面板


入れ歯を外すと、入れ歯の下に
歯の根っこが残っていることがあります。



これを「根面板」と言います。


根面板は、その存在を見逃してしまうことが多く、
入れ歯を外してよく観察する必要があります。


歯ブラシでみがくと、毛先の角度では歯に当たらないため、
多くの場合、「みがき残し」が発生します


また、歯ブラシだと歯茎の炎症を起こしやすく、
歯に痛みが生じる原因にもなりやすいです。


そのため、歯ブラシの毛先を
歯の根と歯茎の境目にまっすぐに当てて磨くか、
タフトブラシで磨くようにしましょう。

C銀歯


歯に銀色の被せものがしてある場合は、
被せものと歯の境目から
虫歯になりやすいので気をつけます。


高齢者の銀歯は、神経を取っていることが多く、
虫歯になっても痛みが出ないまま進行して、
歯の保存が困難になる場合が少なくありません。



そのため、被せものと歯の境目を
ていねいに磨くことが大切です。

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高齢者に続出する歯根露出の原因と対策|歯みがきのポイント!

あれ、歯伸びた!?

高齢者のお口の中を見せてもらうと、
歯が伸びているように見えることがあります。


また、中高年の人でも口を開けたときに思わず、


「吸血鬼!?」


と、目を疑いたくなる光景に出くわすことも多いです。


これは原因が分からないと、
不気味で仕方ありません。


で、よくよく見ると、実は歯茎が下がってきて
歯の根の一部が露出していることが分かります。


年齢を重ねると自然に下がることもあるようですが、


その多くは「歯周病の進行」によるものと、
「歯みがきが強すぎる」ことが原因です。



そのため、歯みがきのときは
歯と歯茎の境目をよく確認しながら
1本ずつ磨くことが大切です。


また、歯茎の幅が狭くなって粘膜が近くなると、
通常の歯みがきの圧でも痛みを感じることがあります。


痛みがあって磨くことに抵抗があるなら、
少しやわらかめの歯ブラシを使うと良いでしょう。

■実践!歯根露出の歯みがき

歯茎が下がると、
歯と歯の間のすき間が大きくなりますね。


よく、お昼休憩のあと口をモゾモゾさせている
サラリーマンの方を見かけますが、


それは歯と歯の間のすき間に、
食べ物がはさまって取れないんですね。


それと関係する話で、歯根が露出している部分には
汚れが長くとどまるため、歯の根っこから
「むし歯」になることが多いです。



そのため、「歯間ブラシ」で露出した歯の根の面を
まんべんなく磨くことが欠かせません。


歯間ブラシの毛先が劣化している場合は、
歯の表面を傷つけますので、注意しましょう。

■知覚過敏対策!

あと1つ、歯根露出につきものなのが、
「知覚過敏」です。


知覚過敏は、歯茎が下がってくると
冷たい水などがしみて、
冬場など歯みがきがツラくなります。



むし歯がないのにしみる場合は、
知覚過敏と判断して間違いありません。


知覚過敏は、ていねいに歯みがきをしていると
自然となくなることが多い症状ですが、


あまりにツライと
そうも言ってられません。


薬局やスーパーなどで売られている
「知覚過敏専用のハミガキ剤」や
「フッ素入り洗口剤」をご使用になると
良いかと思います。

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口腔ケアで大事な歯ブラシの使用方法|虫歯や歯周病を防ぐコツ

人によって異なる口腔ケア!

口腔ケアを必要とする高齢者は、
視力の低下や手指の機能低下などによって、
自分で歯みがきできないことが多くなります。


そのため、介護者が代わって口腔ケアを行い、
むし歯や歯周病を予防することが欠かせません。


しかし、高齢者の口の中の状態はさまざまで
人によって正しい口腔ケアは、異なります。



そこで、歯ブラシの選び方と使い方など、
基本的な清掃方法をご紹介したいと思います。

歯みがきの基本

まず、歯みがきの基本をご紹介します。


虫歯予防のための歯みがきとして行う場合、
細菌の栄養源となる食べカスを除去するため、
できれば毎食後歯みがきを行うのがおすすめです。



また、これは全ての人に共通することですが、


就寝時にはだ液の分泌が減り、
細菌が繁殖しやすくなります。



そのため、1日に1回、就寝前の歯みがきで
徹底した口腔ケアを行うようにしましょう。

歯ブラシの選び方

大きさ


歯ブラシは、あまり大きくないものが
高齢者の歯みがきには適しています。


大きすぎると、奥の方が磨きにくいからです。


「上の前歯2本」ぐらいの幅の歯ブラシが
磨きやすくて良いとされています。

硬さ


歯ブラシの硬さについては、
通常は「ふつう」のものを使用します。


ただ、歯ブラシの毛先が歯茎に当たって痛い場合や、
歯茎に炎症がある場合は、「やわらかめ」を選びます。

歯ブラシの使用方法

歯ブラシの動かし方


歯ブラシの動かし方のポイントは、
歯と歯茎の境目を意識して
軽い力で小刻みに動かすことです。



歯茎が腫れているときには、
軽く円を描くように動かすと良いでしょう。


大きく動かすと、歯茎を傷つけたり、
歯茎が下がったりする原因となります。

歯ブラシの当て方


歯ブラシの当て方については、
スクラビング法では歯に対して90度
バス法だと歯に対して45度傾けます。


いずれにしても、毛先を歯の表面に
しっかり当てることが大切です。

みがき残し


一般的に、「歯の内側(舌側)」や
「奥歯の頬側」はみがき残しがしやすいので、
その部分はとくに注意するようにしましょう。



奥歯の内側は「歯ブラシの先」を使って磨くと
みがき残しが少なくなります。


歯が重なっている所は、歯ブラシを立てて
先の部分を使って磨くと、汚れが取れやすいです。

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誤嚥がみられる高齢者の口腔ケアの注意点|歯磨きで大切な事

誤嚥しやすい高齢者の口腔ケア!

高齢者では飲み込む機能が低下して、
誤嚥しやすくなっていることがあります。


誤嚥したものが多いときや汚いとき
また、咳で出せないときは
誤嚥性肺炎になり命に関わります。



そのような誤嚥がみられる高齢者では、
口腔ケアで唾液中の細菌を減らすことが大切です。


唾液中の細菌の数は、口全体が
汚れているときに増える傾向があります。


そのため、口の1ヶ所が汚れていても、
それ以外の所がキレイであれば、
口全体としての汚れはひどくありません。


逆に、少しずつの汚れが口にまんべんなくあれば、
口全体としての汚れが増えることになります。


学校のテストでも、1つの科目の点数が悪くても
他の科目が良ければ、成績順位が良くなるのと同じです。


つまり、口腔ケアで誤嚥性肺炎を防ぐためには、
「お口全体をキレイにする」ことが大切なのです!



そのため、「磨き残し」に気を配るよりも


「歯みがきの回数を増やす」
「舌や粘膜の汚れを落とす」



こちらの方がより重要となります。

口腔ケアの注意点!

誤嚥が見られる高齢者では、
口腔ケアには注意が必要です。


どんな注意かというと、


口腔ケアのときには歯ブラシなどで
歯や舌から汚れを落としますが、
その落とした汚れを誤嚥しないように
気をつけなければならないことです。



意思疎通ができる高齢者では、うがいの時に
「注意して下さいね」と伝えることができますが、


意思疎通ができない方や
うがいができない高齢者では、


誤嚥しないように介護者が口を洗い流したり、
汚れを拭きとる必要があります。

睡眠中の誤嚥性肺炎も要注意!

また、高齢者では夜寝ているときに
だ液を誤嚥することが分かっています。


睡眠中の誤嚥は、咳をしないことが多く、
誤嚥されたものが排出されません。


このことから、睡眠中の誤嚥性肺炎を防ぐためには
寝る前に徹底した口腔ケアをすることが効果的です。



本来であれば、1日に何回も
念入りに口腔ケアをするのが理想です。


しかし、お互いの負担を考えると
現実はそううまく行きません。


「寝る前の口腔ケアだけは念入りに行なう」


これで睡眠中の誤嚥性肺炎は防げます。

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高齢者の入れ歯で気になる!外すタイミングとお手入れについて

高齢者の入れ歯「あるある」!

高齢者には入れ歯を着けている人が多くいます。


部分入れ歯や総入れ歯、
特殊な入れ歯も含めると
その数は相当な数になります。


中には安定の良い入れ歯を
入れている人ももちろんいますが、


圧倒的に多いのは、アゴの骨の状態が悪いため、
どうしても入れ歯が不安定になってしまう人です。



安定が悪い入れ歯の場合は、
食事のとき邪魔になりやすく、
外して食べる方がかえって楽だと言います。


なので、入れ歯を着けた方が噛みやすかったり
飲み込みがスムーズにならないのであれば、


入れ歯が必要かどうか、まず歯科医師に相談し、
入れ歯を外したままの食事がOKであれば、
食事を「軟食」に変えるなどの工夫が必要です。

■入れ歯外すか?外さないか?問題

24時間というと、今では
コンビニのイメージがありますが


現在のように口腔ケアに関心が向けられる前は、
入れ歯を1日中入れっぱなしにしていた高齢者が
たくさんいました。


つまり、夜寝るときも入れ歯を入れていたのです。


「ヒエ〜!」


基本的には、入れ歯は寝る前にキレイに洗って
睡眠中には外しておくのが良いとされています。



なぜなら、入れ歯を入れっぱなしにしていると、
口の中が不潔になる上に、残っている歯が
むし歯や歯周病にかかりやすくなるからです。


もちろん、「歯がない」高齢者でも
入れ歯のつけっぱなしはよくありません。


カビの一種であるカンジダ菌が口の中で繁殖しますし、
口の粘膜が炎症を起こして、痛みが出ることもあります。


とくに、誤嚥が見られる高齢者では
誤嚥性肺炎の原因になることが予想されます。

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